日本予防医学会

各種活動

日本予防医学会学術総会

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事前登録締切:2026年6月23日(火)

当日参加:大会当日に受付にて現金で参加費をお支払い下さい。

懇親会もできるだけ事前登録をお願いいたします。満席になり次第締め切ります。

大会長挨拶

今回の学術総会のメインテーマは「超高齢社会と予防医学」です。
日本が超高齢社会(高齢化率21%以上)となったのは2007年で、およそ20年が経過した現在の高齢化率は29.3%です。超高齢社会における課題のひとつは、健康寿命の延伸にあるといえるでしょう。健康寿命と平均寿命は徐々に延びているものの、その差はおよそ10年のままで、グラフにすると平行線を描いたままです。健康寿命を平均寿命に近づいていくような予防医学が必要なのではないでしょうか。高齢者は老化にともない、臓器予備能の低下や多疾患を併発しやすくなってくることから、一次予防のみならず、二次予防や三次予防も含めた総合的な予防医学を実践していく必要があるといえるでしょう。
予防医学・医療講演講演は5題を準備しています。山口大学大学院医学研究科の高見太郎教授には代謝とピロリ菌の関係について、大阪大学大学院歯学研究科の久保庭雅恵教授には歯周病と糖尿病との関係について、医療法人永寿会陵北病院の阪口英夫副院長には口腔ケアと誤嚥性肺炎予防について、筑波大学医学医療系の堀 大介助教にはメンタルヘルスについて、また大阪大学大学院医学系研究科の岡本成史教授には腸内細菌叢と全身疾患発症リスクとの関連性について、それぞれ講演をしていただきます。今回は主に口腔・消化管と全身との健康を考える講演内容となっております。
特別講演は福聚寺住職・芥川賞作家の玄侑宗久氏に「老いの捉え方~西洋と東洋」との演題でお話いただきます。私の専門は高齢者歯科学で、その学生教育においては心身の加齢変化や高齢者の心理的特徴なども含まれていますが、西洋医学にはとどまらない考えかたを知っておくことも、大会テーマを深堀していくうえでは大切なことだと考えております。
一般口演とポスター発表の時間も設けております。今回から、口演とポスターで1題ずつ、優秀演題賞の発表がありますので、ふるってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和8年1月吉日
第23回日本予防医学会学術総会
大会長 鈴木 史彦
奥羽大学歯学部 高齢者歯科学分野 教授