日本予防医学会

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2024年2月9日 | 能登半島地震災害における取組み(1)

その他

日本予防医学会の能登半島地震災害支援の一環として、調査団(中村裕之団長、弘田量二、武藤剛、辻口博聖)を派遣しました。

最初に、志賀町災害対策本部で町長から団長に説明があり、その後、保健師や担当者に、断水が復旧しきれていない避難所等の衛生環境や感染対策などの聞き取り、室内CO2濃度やガス検知測定器を用いた室内換気評価を行いました。

また、企業から寄付された飲料水1200本と、感染症対策として、空気清浄機100台の設置を行ってまいりました。

元々住むことを想定していない空間で数十人が集団生活をすると、においや感染症などさまざまな問題が出てくるので、長いスパンで避難している人の健康支援が必要になります(武藤)ので、予防医学会では、引き続き能登半島支援を行ってまいります。

活動の様子は、NHKニュース(北陸版)で紹介されました。
(2024.02.07)

志賀町文化ホールにて、中村団長が支援について説明